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【現場見学会】歩道橋補修工事見学会

2020/11/19現場調査・現場見学会


弊社の女性社員を対象に現場見学を行いました。

今回見学を行ったのは、劣化に伴い補修が必要となった歩道橋補修工事の現場です。
見学した補修の工程は、塗装を新しく塗り替えるために旧塗装を除去する作業であり、薬液を旧塗装に塗付・浸透させ塗装が軟化するのを待ち、その後に除去する剥離剤工法を採用した施工となっていました。

実際に、軟化した塗装がスクレーパを滑らせるだけで綺麗に剥がれる様に驚いていたと共に、現場の説明にも真剣な眼差しで、一つでも多く知識として習得しようとメモを取る姿が印象的でした。

また、現場の随所に様々なリスクに備えた仮設が設置されており、現場条件の把握に加え公衆・環境に配慮した仮設計画とする必要性を実感する事が出来たと思います。

今回実際の現場を目のあたりにし、机上と現場でのスケール感の違いや机上では分からない現場の状況等、現場を確認し施工を知ることの重要性を学ぶ良い機会となりました。

積算業務では、設計と現場に乖離がなく実際の施工に則した適正な積算を行うことが重要となります。そのため実際の施工はどういうものか、現場を知ることが大切になってきます。

質の高い積算と若手及び女性社員の活躍をサポートするため、弊社では今後も様々な現場見学を実施していきます。

以下、今回の現場見学会を終えた設計積算業務担当の女性社員2名のコメントです。


相場里恵(現場未経験:設計積算業務3年目)

現在、多少ではありますが積算業務に携わっています。しかし、業務の中で積算用システムへの入力作業を行う際に、現場の状況が分からないため、機械的に作業を進めることがありました。

そういった中で、今回、現場見学に行き、現場をよく確認することの重要性がわかりました。

有害物質を確実に剥離、回収できる工法を選んであったこと、仮設では、現場の手前に扉を設置して入られないようにしていたこと、近くに点字ブロックがあるので、「工事中です」と音声で知らせる装置を設置していたことなど、現場をよく確認しないとできないことだと思います。

周囲の環境に配慮してあり、大変勉強になりました。今後の業務に役立てていきたいと思いました。

 


林田美裕(土木未経験:設計積算業務1年目)

西コンに入社して半年が経ち、土木未経験の私にとって業務の1つ1つが勉強となっている中での今回の現場見学はとても良い刺激となり、貴重な1日となりました。

今回の歩道橋補修工事で採用されている”環境に配慮した剥離工法”について予め資料に目を通し調べてはいましたが、実際に赴き現場の声を聞いたり見たりしないと気付けなかったことも多くあり、如何に自分の目で現況把握することが大切なのかを知ることが出来ました。

また今回の工法の他に、廃棄量を圧倒的に抑えた最新の塗膜除去技術が開発されたことを書籍を通して知り、最先端の開発によるこれからの技術進化にとても興味が湧きました。

これも今回の現場見学の機会があってのことなので、これからも様々なことに目を向け興味関心を持ち、知識として吸収しながら業務に活かしていきたいと思います。

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